BOOKS

セレブ・ロボット「ソフィア」とコンビニ人間

ちょいと忙しくて、また間が空きました。ブログを更新しない時は、ブログも見ないので、コメントを頂いたみたいなのに、コメントはすでにない、ということが起こる。なにしろ、テクノロジーが急激に発達しすぎてどこまでネットワーク障害なのか、はてなのせ…

話したいことはたくさんあるけど『魂の退社』

話したいことはたくさんある。 アートや映画を見ているし、音楽を聞いて、本を読んでいる。 でも、と繰り返しているような気がする。もはや定番のグチですね。 あんまりブログ更新していないけど(汗) だから、話せそうなことを話してみます。 少し前に、稲…

ブログが怖いという感覚について

お久しぶりです。 しばらくの間、すっかりブログからもSNSからも遠ざかっていました。その間にも音楽を聴き、ギャラリーや美術館に通い、週に2、3冊の本を読み、時々映画を見ていました。 感じることはいろいろとあるのだけれど、1つには喉の奥で、言葉がつ…

ペンギンの憂鬱 アンドレイ・クルコフ 読書メモ

孤独な小説家と、孤独なペンギン 前から読みたいと思っていたウクライナの作家アンドレイ・クルコフの「ペンギンの憂鬱」を読んだ。すごく面白かったので、ひさびさに読書メモ。 読みだすと同時に、ロシア文学に似たどこか陰鬱な空気感と匂いを感じたのは、…

桜と日本と怪しい話と震美術論を読んで思ったことをだらだらと書く

子供時代のわたしは、ほしいものがあってもなぜか恥ずかしくて、どうしても「欲しい」と言えず、めずらしくほしいものに手を伸ばしても「本当にほしいのか?」と自問してやっぱり手を引っ込めてしまうような かなり面倒くさい子供だった。というか、周りから…

ミロコマチコ いきものたちの音がきこえる展に行ってきました。

京都、佐野、長崎を巡回し、現在世田谷文学館で開催されているミロコマチコさんの個展に行ってきた。 画家であり絵本作家 実は一瞬、世田谷美術館に行きそうになりました(笑)。ミロコマチコさんの肩書きはとても人気のある「画家」であり、優れた「絵本作家…

『植物は<知性>をもっている(書籍)』と佇むパン

佇むパンはなにを思うのか? 昔のMacユーザーによる、Macは生きている説 わたしは古くからのMacユーザーで、最初に買ったPCもMacだった。ついでに言うと、その頃アップルはアップル・コンピューターで、「MacはMacなので、PCではない」と言い張っていた(笑)…

コンフォート・フードとコンフォート・ブックス、ふたりのメリー・ポピンズのこと

コンフォート・フードとは 英語にcomfort food (コンフォート・フード)という言葉があるのはご存知でしょうか。食べると「ほっとする」「おちつく」「なぐさめられる」食べ物のことです。だいたいは、子供の頃食べていたメニューが多いんじゃいかと思う。…

谷川俊太郎展に行ってきました

書く前にじぶんに釘を刺しておきたいのだけれど、今日は短く書く。私は、残念ながら韻文的というより散文的な人間なので、どうしても文章が長くなりがちなのだ。 韻文的なひとたちの言葉は短い。素朴で、野蛮で、ときに機嫌よく飛び跳ね、いきなり激しく怒り…

小川洋子の静かな世界 - 目立たなかったクラスのあの子のこと

同時代の作品の魅力について ちょっと前に、古典を見たり読んだりしたほうがよい、と書きつつ、わたし自身は現代美術や同時代の小説がとても好きだ。 でも、いろいろ読んだり、いろいろ見たりしているけれど、すべてをブログで紹介しているわけじゃない。「…

「タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる 」【今週の一冊】

はじめてその本を手にとったのは今から何年前のことだろう。広々としたビルの一階から4階まで、ほとんどのフロアに気が遠くなるほどたくさんの本が並んでいる都内の巨大書店の一角で、その本は平積みにされたほかの本とは明らかに違っていて、まるでそこだけ…

コミュ障ハリネズミの変かわいい妄想劇場『ハリネズミの願い』読書メモ

親愛なるどうぶつたちへ。きみたちみんなをぼくの家に招待します。……でも、誰も来なくてもだいじょうぶです。ある日、自分のハリが大嫌いで、つきあいの苦手なハリネズミが、誰かを招待しようと思いたつ。さっそく招待状を書き始めるが…。(内容紹介より) 去…

ゾロ目とリアリスト

しょっちゅうゾロ目を見ます。 ふと見たスマホの時計が、00:00時だったり、受け取ったメールの送信時間が13:13時だったり。意識しだすようになると、なぜかどんどん見る頻度も高まってくる。不思議。さっきも時計を見たら、11:11でした。 意識しだしたのは、…

元祖ミニマリスト?熊谷守一 『へたも絵のうち』読書メモ

日本経済新聞の「私の履歴書」といえば、お偉いさんの自伝が多い印象だけれど、時に芸術家や音楽家もよく書いていて、なかなか楽しい。 昨年末『熊谷守一いきる喜び』展を見て、熊谷守一の「私の履歴書」をまとめた「へたも絵のうち (平凡社ライブラリー)」…

「スターウォーズ/最後のジェダイ」ー光と闇の新しい物語

震災イヤー2011年秋に放映された日清カップヌードルのCMから。マスター・ヨーダかっこいい。Youtube お正月3日に、「スターウォーズ/最後のジェダイ」を見に行ってきました。 最初にこわごわ、今まで、スターウォーズといえば、お金のかかったSFドンパチ映…

すべては愛のためなのですー宮崎夏次系

なぜこのシーン?とお思いでしょうが、ネタバレにならないようなシーンを、試し読みできるぺージの中から、しかもなるべく話の前半のほうから選ぶとこうなります。といいつつ、このシーンなんか好き(笑)。 結婚すると、自分の領域になかったものをお互いに取…