ドイツで日本茶

今週のお題「得意料理」?

ちょっと方向は違うけど、思い出したことがあったので、

書いてみようかなと思います。

 

先日ドイツに行ったんですけど、最近日本茶にハマっているので

茶葉を持って行って、ホテルでお水を沸かして入れてみたんです。

で、あれ?においがしない、味もしない。正確には味も香りも薄いんです。

茶葉は十分いれたつもりだし、お湯もちゃんと沸かしてちょっと冷ましたのに。

 

たぶん、原因は水が硬いから、だったと思うんですけど、

ああ、やはりこういうものは「ふうど」みたいなものと切り離せないんだなあと思いました。

日本のお茶は日本のお水でいちばん美味しく入るってことなんだなあ、と。

 

英国の紅茶なんかも、ポットに人数分+スプーン1杯って言いますけど、

日本の軟水だと、それだとだいぶ濃すぎるような気がするんですよねえ。

英国の庶民向け紅茶、PGやTyphooのティーバッグなんかも

日本の水で入れると、黒々と濃く出すぎてしまう。

英国ではミルクティーがふつうだし、ミルクもこくがあるので

日本と違って、濃いめでこくの強い紅茶が好まれるとは思いますが、

お水も、地方によっては、蛇口から真っ白な水がでてくることもある(った)のですよね。(いまはないかな?)

茶葉1杯は、案外水が硬いからなのかもしれません。

 

パンも、同じ作り方をしても、欧州で食べるオリジナルと日本で再現されたものは

それぞれ美味しいけど、ぜんぜん違うなあと思います。

フランスの小麦粉、フランスのお水、塩、イーストを使っているパン屋さんもありますが

美味しいけど、パリで食べるバゲットの味はやっぱりしない。

味というより、食べ物として、キャラが違う、というか、

香ばしさ、香りが違うように思います。

なんでだろう?と思い続けているのです。水や粉でなければ、火?空気?

 

逆に考えてみると、炊きたてのご飯がほんとうに美味しいのは、

日本の水と日本の土で育ったお米を

同じ日本の水と、もしかしたら火で炊くからなのかもしれません。

そして、私たちが日本のお米は美味しいなあと思うのも、

私たちがお米と同じ水を飲み、お米が育った同じ土の上で生まれ育ったからなのかもしれないなあ、なんてね。

 

なんというか、同じ地べたと水で、人間とお米や野菜は繋がっている、と考えることもできる。

だから、日本のものを食べると、ふらふらしているわたしも

ああ、落ち着くなあ、なんて思ったりするんじゃないでしょうか。

お茶飲んで落ち着く感覚ってのは、わたしの場合、

重力に従って下方に、今いる場所に落ち着く、体感なんですよね。

やはり土!地面!

 

秋本番、炊きたての新米がどん!

となりはもちろんお味噌汁がどん!

会社をやめてからはじめた、ぬか漬けが小皿にとん!(分量的にどんではない)

旬の野菜と魚、日本酒!

食後は日本茶、でしょう。そうでしょう?

 

今夜も晩酌が楽しみだなあ。

f:id:fortekun:20171124181756j:plain

プラハの屋台で、ジャガイモの渦巻きフライ)