ともだちの数

つながりとか絆の時代といわれますが、
わたしは自慢じゃないけど、友達がすごくすくないです。
というか、年とともに減り続けています。

このブログのサブタイトルは、「じぶんになりたい」なので、
自己開示の練習をかねて、できるだけじぶんに正直に、
友人減少の理由を考察してみたいと思います。

●学生時代の女友達
ともだちが結婚すると会う回数は激減しました。
子供がうまれると、さらに忙しさ倍増で会えなくなり、
たまに会っても、今のところ子育て真っ盛りなので9割くらいは子供の話になります。
わたしは子なしなため、知らない世界への興味はないわけではないんですが
長時間におよぶと、(さらに愚痴ベースだと)、ひたすら首の運動会になります。
でも、仕事の話(今は無職(どーん)だけど)や、
趣味の話(お母さんは趣味どこじゃないよね)をしても、
なんか違う感がひしひしと漂うんですよね。

●職場の同僚
職場にいるときは、表面的に仲良くやっているけど、
やめてしまうと、だいたい縁が切れます。
表面的ですから仕方がない。

●異性の(この場合男性の)友達
結婚したら、自然に付き合いは先細りに。
まあ、これはそういうもんですよね。

なんだかんだ言って、「ともだち」という関係のベースは共感な気がするんですよね。
「そうだよねえ」と、すうっと言ったり、言ってもらえたりする関係。
環境が変わったり、経験を積んで考え方が変わったりすると、共感するのが難しくなります。
どちらのせいというわけでもなく、わたしが変わったのだとも、あなたが変わったのだとも言える。
となると、古い友達が減っていくのは大丈夫な気がしてきました。(ですよね?)

すると、減少の主原因は、新しい同性の友達がほとんど増えてないことです。
この時代だというのに、ネットでできた友達はゼロだし。
そもそも、社会人になってから人とつながったり、新しく友達を作ることが、
どんどん下手になり続けているような気がします。

なんでかなあ、と、初めて考えてみたんですよ。で、結論でました。
わたしは、社会に出てから、「心を閉ざす方向にまっしぐら」だったんだと思います。
いろんな人生経験をつむほどに、いろいろと失敗して痛い思いをし、
学べば学ぶほど、心が動きの遅い自動ドアのように、すこしづつ閉じていったんです。
いいこともあったし、うまくいったこともあったのに、いつも失敗ばかりが気になったんです。

目指していたのは、今考えると、よくできた業務ロボットでした。
上司には基本服従、職場へは適応を努力、文句を言わない、感情を殺す(時折噴出するけど!)
というのが、わたしの基本方針で、ひとの悪口が言えないキャラも追い討ちをかけていました。

なにやら毎日が「つらい」という、慣れ親しんだ感覚、
覚えのある感情で似たものを検索してみたら
「きずつく」に近かったことに気がつきました。
今考えると、自分にいつもダメ出しをし続けていたんですね。
「こんなんじゃだめ」「あんた(自分)なんかだめ」と。
目に見えない自傷行為みたいなものですね。そりゃ、傷つきますわな。

先進国とは思えない満員電車も、ルーチンワークも辛かったけど、
一番辛かったのは、「傷ついたこころ」だったんだなと今になって思います。(最後の会社は外資で、個性的だけど人間味があって優しい人が多かったと思います。それでもがっつり閉じて、引きまくってました)
でも心をひらいたら、傷が全開ですからね、開けないんだなあ。

いやあ、わたしって病んでいたんですね。
友達の数を考察することから、病んでいた自分(!)を発見してしまいました。

退職したら、自分をいじめる癖も、「つらい」のもゆっくりと消えていったように思います。
1年間は、じぶんをとりもどすために、
好きなこと「だけ」して暮らすと決めていたので、
好きなことや子供の頃に好きだったことを存分にやったのが良かったんだと思います。

それにしても、もっと心を開いて生きたい、と思う(気づく)ところまで
退職からほぼ1年かかったんだなあ。(←今ココ)

今は、ともだちがいなくてもいいじゃないか、という意見もあるし、
わたしもそう思ってきたフシもあるけど(←ひとり遊び大好き)、
なんだかんだ言って、やはり人は人とつながったほうが幸せだと思うんです。
ひとりで考えているだけではたどり着けない場所にぽんと飛べる(た)ことがある。
ひとの視点を取り入れることで、じぶんのせまい視点を広げることができる。
なにより、友達が言ってくれた一言を、今も大事なおまもりにしているじぶんがいたりします。
難しいけど、すこしづつ心を開いていければいいなあ。


ぐるぐる渦巻き、古い古い手作りの細い金の鎖。あまりに繊細で思わずカメラを向けました。欧州の某美術館にて。

ところで、はじめたばかりのこんなブログを、読んでくださる方ができて、びっくりしています(うれしはずかし)。この場を借りて(引っ込み思案なので)お礼を言わせてください。ありがとうございます。
(でもこんなダメな感じのへたれブログでいいのかなあ…と早速不安に。→じぶんになるがテーマだから、このままいかなくちゃだめだ。がんばろう、じぶん←自問自答)