カチコチお供え餅で熱々汁物

今日は鏡開き。我が家ではだいたい毎年、近所の和菓子屋でちいさめの鏡餅を買っているので、昔ながらの、かちかちのボロボロ餅。プラスチックにすれば切り餅だから楽だけど、そこはなんだか譲れない。

鏡餅は縁起物という以前に、食べ物を捨てるのが気が進まないのだ。なんとかして美味しく食べたいのだけれど、鍋で煮ても、乾ききった餅は、周りはどろどろに溶けても芯は硬いまま。結果として例年、形だけすこし食べて、残りを冷蔵庫の奥に押し込み、どうにもならなくなってから、「仕方がない」と言い訳しつつ、罪悪感とともにそっと捨てるということを繰り返してきた。

某掲示板で、カチコチの餅は少し水を張った容器ごと電子レンジにかけると良いと知って、試してみたところ、芯まで画期的にとろとろに。半溶けの餅を一口分づつ箸でつまんで、熱々の具沢山の味噌汁に入れて食べてみた。体も温まるし、癒される味。そういえば、体が温まると心も温まるらしい。脳は体と心を区別しないのだとか。

◼️興味を持たれた方へ
当然だけど、餅の乾燥具合や、水の分量によって食感が変わります。お味噌汁の具はありあわせで充分だけれど、お餅と相性の良い油揚げが入ると味がまとまります。洋風のスープに入れても、案外何にでも合う。お餅が溶けてもそれはそれで、小麦粉とは違う甘みととろみが出ます。
水と鶏、生姜、にんにく、ネギ、塩、餅、オプションで薄切り大根をいれてじっくり煮込むと、サムゲタン風にも。これはむしろお餅が溶けてしまったほうが、それっぽい。

お正月の切り餅はちょっと贅沢に、庄内協同ファームの有機栽培のお餅を取りよせています。これが、ほんのりした甘みがあって、スーパーのお餅が食べられなくなってしまうほど美味しい(←悲)。個包装じゃないけど、あっという間に食べてしまうので、心配はいりません。

お題「お餅の食べ方」