セロリ葉でガパオ(風)ライス

あらかた葉をむしられたセロリに、は〜え〜ろ〜、と念じる
セロリの香りを嗅ぐと、NYとロンドンを思い出す。ランチ間近のあの街を歩いていると、あちこちからセロリの香りが立ち上ってくるのだ。でも実際、ダイレクトなセロリ料理にはお目にかかったことはないので、出汁のようにして使っているのだろう。そういえば、ブーケガルニにはセロリが入っていたっけ。

いつも頼んでいる宅配野菜の顔ぶれを見ても、今年は野菜が不作なのがよくわかる。去年まではしょっちゅう入っていた、ほうれん草や小松菜はご無沙汰。代わりになぜかあまり色のよくないトマトやなす、きゅうりやパプリカなどの夏野菜が。たぶんハウス栽培のものを集めてきたのだろうなと思う。本当は旬の野菜をと思うけど、この際文句は言わない。食べられるものをありがたくいただこう。

今回は立派な葉がたくさんついたセロリが一株入っていたので、即ガパオ(風)ライス!

タイのガパオライスは、スイートバジルではなく、ホーリーバジル(ガパオ)という味も香りもまったく違うハーブを使うので、お店でしか食べられない。スイートバジルを使うレシピも多いが、作ってみると名前は似てるけどなんか…イタリアン?(←)ある時、セロリの葉が合うかもと思いついて作ってみたら、これがぴったりでレギュラー入りに。セロリとガパオの味が似ているわけじゃないので不思議だけど、なぜかきっちりタイっぽいというか、ガパオっぽくなってウマイ。ガパオライスじゃなくて、セロリライスだけれども。

セロリでもう一品、やはりタイ料理。

夏には、ベランダで栽培もし、欠かさないパクチーだけれど、冬、旬の何倍もの値段で売られている、妙にひょろひょろして、取り澄ました冬のパクチー様なんて食べるものか。かわりに、うちで冬パクチーの座に収まるのが、やはりセロリの葉。トムヤムクンに加えても「あれ、パクチーって、もしかしてこれだったっけ?」というくらい違和感がない。味はぜんぜん違うんだけど。

セロリの葉はあっという間になくなって、残ったセロリの茎をどうしようか。毎回悩む。マヨでぽりぽり食べるのが今のところ一番かな。とりあえず1本ぬかみそにつっこんだけれども。マヨセロリを超える、決定版レシピがあれば教えてください。

◼️作ってみたい方へ
うちのガパオのレシピはずーっと東儀秀樹さんのをアレンジしたもの。東儀さんのレシピはググってください。まとめサイトとか個人サイトの二次まとめばっかなので、直リンクはやめときます。 あのころはまだテレビを見ていたなあ。うれしそうにドリアンを頬張る東儀さんが衝撃的だった

セロリの葉を使う場合は、オリジナルレシピの、玉ねぎと肉を炒めるところで茎の細い部分も一緒に炒め、最後に合わせ調味料をいれてまとめます。ガパオは最後にいれるのですが、セロリの葉はガパオと違い筋っぽくて硬いので、一緒に炒めたほうが香りも強くなるし美味しいのです。うちのセロリ嫌いの夫も喜んでガツガツ食べます。ごはんはタイ米でもいいけど、うちはいつもの日本の玄米。

◾️トムヤムペースト

トムヤムクンが好き。チリインオイルやタイのドライハーブを買ってレシピを見つついろいろと工夫したけど、結局再現性が低くて、自分で作るのは諦めました。トムヤムぺーストで作るのが簡単でいちばん美味しい。しつこいようだけど、セロリの葉は硬いので、あとで載せるのではなくて一緒に煮込んでください。そうめんを入れたらあっという間にトムヤムにゅうめん。