犬型人間?猫型人間?

猫型人間と犬型人間

人間の分け方にはいろいろあると思うけれど、犬型人間と猫型人間というのもよく聞きます。それだけ犬と猫が人間にとって身近な動物ということだろうと思う。わたしはというと、猫っぽいらしい。ツアーは苦手でひとり旅が好きだし、気ままに自由でいたいというあたりは、自分でも猫っぽいなと思います。顔も猫顔だし。文系部活だし。猫型って協調性が低そうなので、文化系っぽい。運動するとしてもひとりでこつこつランニングとか?

一方、犬型の人は体育会系でしかも団体競技のイメージだ。協調性が高く、素直で従順。笑顔が爽やかでモテそう。そういえば、どらえもんは猫型ロボットだけど、キャラはどっちだろう。猫型な感じはあんまりしないけど、かといって犬型って感じもしない。あえていうならお母さん(謎)?

それから、ものすごく乱暴な言い方だということはよくわかっているけれど、男性は犬型人間、女性は猫型人間が多いように思う。

男の子は犬型で、女の子は猫型って本当?

これは、息子さんと娘さん両方子育てされているお母さんにもぜひ意見を聞いてみたいのですが、私はわりと長い間英語教育に携わっていたことがあり、たくさんの生徒さんと接したのですが、男性は犬型で、女性は猫型の人が多かったように思います。特に、社会でいろんな経験を積んでいない子供のほうが、むしろわかりやすいくらい。

男の子は、ちょっとぼけっとしたところがあるけれどすごく素直。言ったことはまっすぐ受け取るし、説明に納得すれば一所懸命にがんばる。「はい」と言ったらお腹のそこまで「yes」なのがよくわかる。犬っぽいですよね。本当にわんわん言いながら、犬みたいに四つ足で走り回る子までいた。子犬のようですごく可愛い。

一方、女の子は一筋縄でいかない。男の子よりもすごくいろんなことを繊細に見ている。嘘をついたらたぶん見破る。だから嘘がつけません。言ったことを受け取るにも「いや、この人こう言っているけど、じつはそう思ってないんじゃないの?」みたいな空気を滲ませてみたりする。「はい」と言ってもらえてもお腹の中は見えない。優しくて柔らかくて可愛らしいけど、人の言う通りにならない。

女の子にいうことを聞いてもらうためにはどうすればいいのか、というと、誠実に向き合うことは当たり前として、とにかく意見を押し付けないようにしていました。「あなたはどう思う?」「あなたはどうしたい?」「あなたはどうしたらいいと思う?」と、押し付けるのではなく、本人に考えて答えをだしてもらうとうまくいったように思います。当然だけど、クラスごととかグループじゃなくて、一対一で話す。女の勘っていうけれど、あれは勘じゃなくて、観察力なんじゃないかな。女性の方、どうですか?(そういえば、猫もじいっと人間を見てますね。)

でも、言いたいのは男と女は違う、ということではない。大きな傾向はあるにしても、犬っぽい女の子もいるし、猫っぽい男の子もいる。ただ犬と猫、ふたつの種類の人々はたしかにいるなあと思うのである。

犬が作った世界

世界には犬系と猫系の人々がいると仮定してみて、今まで世界を作り、維持してきたのは、圧倒的に犬系の人なんじゃないかと思う。猫もうろうろはしていたけれど、単独行動が好きなこともあって、世界を作るほうには回らなかったような気がする。猫(寝子)だけに寝てたのかもしれない。

犬系資質=素直で集団のルールに盲目に従うことができる兵士的気質は、今のところ、社会で望まれる気質そのものだと思う。威勢が良くて、愛嬌があり、素直で、仕事は愛嬌と人間関係!体力にも自信があって、みんなのために頑張れる爽やかな犬系の人々は、望まれる新入社員像そのものじゃない?

上司だって、自分の言ったことに「はい」と元気よく答えて、従ってくる素直な部下が可愛いに決まっている。部下だって、仮病でサボった時にいちいち疑わない、爽やかな上司がいいに決まっている。私は猫型だけど、犬的な人々と働くのは楽だし、彼らの愛すべきキャラも大好きだ。

一方猫的な人々は、上司の行動をじろじろと観察していろんなことを考えている。使いにくいったらありゃしない。集団行動が苦手なので、飲みに誘っても帰ってしまう。ついてきてもイヤイヤで、早く帰りたいのがわかる。おじさんの必殺技、飲みケーションも成り立たない。疑わしい部下がさぼったら、「さぼりじゃないの?」と見破るよねえ。

ポチとタマのまとまらない関係

犬系最高!と言いそうになるけど、でも犬系の、上には絶対服従で、組織のルールを絶対視する体育会的な気質は、一方で、パワハラ・セクハラとか、ブラック労働的な感性の母体にもなってきたように思うのですよね。そういうことが「常識」から「非常識」に変わってきたのと同時に、なんだか猫系の人々も増えてきたような気がする。

というか、組織に潜伏していた猫系の人々が、犬の皮を脱ぎ捨て始めたのかもしれない。フラットで自由な組織とか、ノマドワーカーとか、まさに猫系の感性じゃないだろうか。時代は犬から猫?ポチからタマ?とはいえ、全員タマだとなんだか世の中が回らなそう。ネズミ捕り(仕事)も気が向かないとしないとか?(あれ、自分のこと←?痛)

なんだか結論の出るような話ではなくて、思い出したことをだらだらと書いただけで、尻切れとんぼですが。実は今までは、無理にでも「まとめなくてはいけない」と思っていたフシがあったんですが、世の中まとまらないことはたくさんあるし、まとまらないままに置いておいても良いような気がしてきたのでまとめず放置します。もし無理やりまとめるとすれば、犬も猫もおたがい違うけど、お互いに自分にはないところを褒め合いつつ、仲良くやりましょうというあたりでしょうかね。日本人って異文化に対してけっこうキツイので。

今週のお題「ねこ」