無塩パンチャレンジ#3 ずぼらで適当でもできる、のんびり減塩パン(こねない)のレシピ

前回こんどはこねない無塩パンをと宣言したとおり、まぜるだけの減塩パンを焼いてみました。減塩にしたのは、無塩パンの味のそっけなさがやはりちょっと寂しいため。塩分量は限りなく減らしつつ、無塩よりもだいぶ美味しいパンが作れますよ。塩、偉大。

適当ですが、いつも作っている分量で、レシピを公開します。なお、このレシピはいろいろな本やユーチューバー、先人の知恵を参考にしたもので、べつに特別なものではありません。無塩、減塩療法、または塩を控えていて市販のパンを食べられない方が家庭で簡単にシンプルなパンを焼くためのレシピです。でも、塩を増やせば普通のパンになります。

だいぶのんびりした作り方ですが、粉が充分水を吸い、ゆっくりと発酵して、美味しいパンになります。減塩パンのよいところは、生地が塩入りにくらべるとかなり早く大きくふくらみ、発酵が均一なところ、たくさんのイーストも不要です。

本当のことを言うと、粉と水と塩とイーストを混ぜて、膨らんだら丸めて焼くだけなのですが、それじゃあんまりなので、箇条書きでレシピっぽく。

材料

  • 強力粉:300g(うち1/3程度を全粒粉、ライ麦粉や薄力粉に変えても良いです。ライ麦粉を多く入れるとすこし扱いにくくなります)
  • イースト:1g
  • 塩:1.5g(通常は5g、無塩療法の場合は0g).
  • オプショナルで砂糖小さじ1またはモルトを少々
  • 水:約200g (温める必要はありません)

必要な道具

* ボウル大中(写真は、30センチ、20センチ、20センチはステンレス製のものを。写真はイケアのもの)
* 15センチほどのバスケットかボウル(二時発酵用、写真は100均のもの)
* はかり
* スパチュラ(写真は100均のもの)
* オーブン

ゆっくりした適当な作り方(0.5~1日)

  1. 大きなボウルの中に材料すべてを量って入れ、スパチュラでざっくり混ぜる。(粉は振るう必要はありません。水は温める必要はありません)粉っぽくてまとまらないようなら、水は適宜50gほどまで足してもOK。夏以外はだいたい足します。でも、あまりたくさんいれると扱いにくいタネになるので注意。
  2. ラップや鍋蓋で乾燥しないように蓋をして放置。気がついた時に、スパチュラで何度か折りたたむようにする(パン作りのいわゆるパンチ)。2倍以上に膨らむまで、1〜数時間毎に4~5回この作業を繰り返しながら一次発酵する。(冬はここまでで1日近くかかる場合も。春なら半日。夏は冷蔵庫へ。焦らない、焦らない)
  3. 充分に膨らんだら、乾いた表面にたっぷり強力粉か全粒粉をまいて、そのうえに発酵したパン種を落として出し、さらにいろんな方向からくるりと丸めるようにしながら丸いパン型にする。水をたくさん加えた場合はぶよぶよとしたジェリーのようになっているけれど、気にしなくて大丈夫。潰したりする必要はなし、やさしい団子にしてください。(注)
  4. 起毛していないふきんや晒しを直径15センチほどのボウルやバスケットの上に敷き、粉(全粒粉や米粉が理想的)をたっぷりと撒いたら、パン種を逆さまに入れ、乾かないようにして二時発酵させる。逆さまが難しければそのままでも問題なし。
  5. 生地が膨らみはじめたら(最低15分)オーブンを250℃または最高温に余熱する。
  6. 天板に生地を取り出して、中くらいのボウルをかぶせる。余熱が終わったオーブンにボウルごと入れて、200℃に温度を下げる。
  7. 30分たったら、取り出してボウルを取り、もういちどオーブンの中へ。200℃で30分焼成して小麦色になったら出来上がり。わかりにくい場合はコメント欄でご質問ください。また、誤りや改善点などありましたら、ぜひご指摘ください。

注:ここで水を加えすぎてどうしても形にならない場合は、油を薄く引いたパウンド型に入れ、ボウルをかぶせずに200℃で30〜40分焼く。過発酵だけには注意、ふくらみが悪くなります。まあ、食べられるけど。

人間はほとんどなにもしなくても、時間と自然がちゃんとパンにしてくれるのです。良い素材を使うと、その分美味しいパンになりますよ。

自然のミラクルを感じつつ、今日もステキな1日を!(次はオーブンなしのレシピ、かなあ)

柳 宗理 ステンレスボール 3点セット 311070 日本製

◼️タイガークラウン ウィズ シリコンゴムヘラ 大 1610

一滴も食べ物を無駄にしないで済むシリコンスパチュラは、パン作りだけでなくなんにでも使えるキッチンの必需品。

それにしても食べ物のポストが続いてしまいました。関係ないけど、写真の色がけっこう飛んでいますね…。見たものもあるのですが、なんだか忙しくてばたばたしています。もし塩を控えなければならないパン好きの方がご家族やご友人にいらしたら、教えてあげてくだされば幸いです。